皆さまは経理業務について、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
経理業務とは、正しく記録し、正しい税務申告を行う、会社運営に必要不可欠な業務です。
また、間接部門でありながら、資金繰りや、数値を見える化し
経営者の意思決定に大きな影響を与える重要な役割があります。
経営者の正しい意思決定のために、常に、質と量の観点で業務を高めていく必要がありますが
お金を扱うという業務の内容から機密性が高く、属人化しやすいことも事実です。
最近、「Business Process Outsourcing」、「BPO」という言葉を耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか。
企業運営上の業務やビジネスプロセスを専門企業に外部委託することを指します。
ここでは、主に経理業務に特化したアウトソーシングについてご説明します。
経理業務のアウトソーシングのメリットとしては、下記の4点が挙げられます。
① 経営者や経理担当者が、コア業務へ投じる時間が増加する
② ダブルチェックや他者の目が入ることによって不正の抑止力になる
③ 担当者の急な病気や退職などのリスクに備えることができる
④ コスト(人件費+採用費+教育費)の削減に繋がる
アウトソーシングは、本来、限られた資本を本業に生かすための手段です。
2021年4月の帝国データバンクの調査によると、企業の37.2%が正社員不足であるとしています。
しかし、今後、労働人口の減少がさらに続く見込みとなっており、その中で
働き方改革は急速に進んでいます。限られた時間の中で
成果を出すことが求められる時代です。皆さまも是非
これを機に経理業務の見直しを図ってみてください。