国税庁は1月17日に「平成29年分の確定申告においてご留意いただきたい事項」
を公表しました。
詳しくは下記国税庁のURLでご確認ください
https://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2018/shinkoku/index.htm
概要は以下の通りです
〇医療費控除の改正点
まず医療費控除においては、明細書(集計表)を提出することにより
領収書の提出又は提示が不要となったこと
セルフメディケーション税制との選択適用ができるようになった旨が
紹介されています
上記内容に伴って国税庁HPでは医療費控除又はセルフメディケーション税制を
適用した場合の減税額が試算できるコーナーが設けられています
(国税庁HP>確定申告特集>医療費控除による減税額の試算はこちら)
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/info-iryouhikoujo.htm#simulate
〇副収入の申告について
次に、副収入となるネットオークションやフリーマーケットアプリ等を
利用した個人取引による所得や、ビットコインをはじめとする仮想通貨の
売却等による所得については原則として「雑所得」として申告する
必要があることを紹介しています
さらに、競馬等のギャンブルから生じた所得については原則として
「一時所得」として申告することを忘れないよう紹介しています。
〇毎年申告漏れの多い内容
例年ふるさと納税の申告漏れ・予定納税額の記載漏れ
復興特別所得税の記載漏れ・添付書類の提出漏れが散見される
ようです。 ご注意ください。
なお申告書は国税庁HPの「確定申告書等作成コーナー」を利用して
自宅で作成できます。
また、マイナンバーカード及びICカードリーダライタがあれば
その作成した申告書をe-Taxで送信することもできます。